教育・保育

先生紹介

先生インタビュー

芝池 親(ちか)先生 2年目

保育者2年目として?

 毎日本当にいろいろな事が起こるので、覚えないといけないことや考えないといけないことが多く、あたふたすることが多いです。でも先輩保育者の方々が色々と相談に乗っていただけるので、少しずつではありますができることが増えてきたように思います。

子どもと接するときに気を付けていることは?

 常に笑顔で話しかけることを意識しています。今は4歳児を担当していますが、4歳にもなると大人の言葉や表情を子どもは理解しています。こちらが笑顔で話しかければ、子どもたちも笑顔で返してくれます。まず、自分が笑顔でいることでクラス全体が笑顔で過ごせたらいいなと思っています。
 同じように言葉遣いにも気を付けています。例えば「走ったらダメ」と否定的な言葉を使って叱るのではなく、「歩こうね」と肯定的な言葉を使うことで子どもたちの受け取り方も変わってきます。できるだけ否定的な言葉を使わず、肯定的な言葉を選んで話しかけるようにしています。とはいえ、慌てるとやっぱり叱ってしまうんですけどね(笑)。

登美丘西こども園のここが好き

 環境教育に力を入れている所が、とても特徴的でいいことだと思っています。
 私自身もこの園の園庭を見るまで見たこともなかった虫や花もたくさんあって、子どものうちに様々な自然に触れることができるこの環境はとてもいいと思います。
 また、職員同士の人間関係がとても良いので、園全体で子どもたちを見ている、という気持ちが強く、職員全員で協力しながら子どもたちを預かっているという意識があるのも大きな特徴だと思います。

将来はどんな保育者になりたい?

 今はまだ日々起こることに対応するだけで精一杯ですが、いずれは「子どもが楽しそう!やってみたい!と思えるような楽しい保育」をできる担任を目指したいです。
 そのためにも今はがむしゃらに、子どもたちと接する中で、自分自身も学びながら、日々成長していきたいと思っています。

合尾 ひとみ先生 7年目

保育者歴7年目ですが…

 経験者として採用されました。
 小さいクラスから大きいクラスと、全年齢のクラスを担任してきました。毎年、子どもの発達に応じた保育を心がけています。研修や、勉強会などで学んだ事を実践したり、同じクラスを担任した保育者と話し合いをしながら子どもの保育を進めています。

今年は1歳児の担任ですね

 1歳児はとても可愛くもありますが、一番成長の見られるクラスでもあると思っています。今まで赤ちゃんだった子ども達が、自分の意志を持ち、自分でできる事をしようとしたり、言葉が増えて友達を意識し始めたりと、子ども達一人ひとりの人格形成を確立するとても大切な時期だと思っています。子どもの気持ちをきちんと受け止め、一緒に出来る事を増やし、自立を見守っています。

日々の保育は何を大事にしていますか?

 やはり笑顔は絶やさないようにしています。保育者の表情は小さい子程、よく見ているように思います。いつも笑顔で、明るい挨拶を交わすことは常に忘れないでおこうと心がけています。また、保育の中では常に子どもの事を一番に考え、保育者同士の連絡や報告は怠らないようにしています。子どもが安全に快適な園生活が送れるように、環境を整えるようにしています。

どんな時が嬉しいですか?

 子どもたちが今まで出来なかったことができるようになるなど、日々の成長発達を感じた時が嬉しいです。行事などでみんなと楽しんで参加できた時は達成感を感じ、子どもと保育者一緒に喜びます。また、誰からでも「ありがとう」と言われた時はとても嬉しいですね!

HPを見た方に一番に何を伝えたいですか?

・環境教育をしていること。園庭ビオトープでの活動の中で、小動物と触れたり、草花を育てたり観察する中で、自分たちがその生き物にできる事を考える機会が自然の中ででき、弱いものをいたわる心が育つという所。
・3,4,5歳児は異年齢保育を行い、大きいクラスの子どもが小さいクラスの子をいたわり、毎日の生活の中で優しい気持ちが育っている所。
・0,1,2歳児は、担当制保育を行い、一人ひとりの子どもを丁寧に保育している所。少人数での活動をし、常に子どもの成長発達を見守っていっている所。

矢越 里花 先生 15年目

いつからいますか?

このこども園が設立された時からずっといます。

設立当初と何か変わりましたか?

 設立当初は何もかも初めてづくしで、すべて一から作りあげていかないといけなかったので、とても大変でした。何年かして、色々なノウハウがたまって来てからは、通常の保育や行事は滞りなく行うことができるようになり、新しい様々なことに取り組めるようになりました。

普段の業務は?

 今年は5歳児を担当しています。5歳児ともなると、会話によるコミュニケーションもしっかりと取れ、日々様々な事に取り組む中で、子どもたちの成長を間近に感じることができるので、とてもやりがいがあります。特に、「何事にもあきらめない」心を持ってもらいたいと思って日々保育をしていますので、「がんばってみる」や「できた!」などの言葉をもらえると本当にうれしくなります。
 同時に5歳児は小学校入学への準備期間にもなります。小学校に入学した時に困らないよう、「人の話はきちんと聞く」「集中して取り組む」等、小学校入学に必要な心構えも教えています。

園庭ができてから変わりましたか?

 園庭ができてから、子どもたちが自主的に遊ぶようになったと思います。「虫を探す」「花を見つける」「水を流してみる」などなど、子どもたちが自分たちで考えながら楽しみをみつけています。 この園庭は全て自分たちで作ったので、できるまでは本当に大変でした。造成には保護者の方々にもたくさん手伝っていただいています。その結果として、保護者の方々との結びつきも強くなり、より園に愛着を持っていただけるようになっていると思います。

卒園生も来たり?

 よく来ます。小学校高学年くらいになってからひょこっと遊びに来てくれる子どももいて、最初はわからなかったけど、「え~!こんなに大きくなったの!?」と驚きとともにうれしさもいっぱいになります。
保護者の方々もいらっしゃることがあります。小学校に上がってからの悩み相談等、いろんなことでお話をいただきます。